HAPPY STATIONERY WEEKENDS

週末は文具を愛でて…

YUMING MUSEUM 限定ガラスペン

中学1年の時にひょんなことからユーミンを聞くようになり、その時からぼくは一日たりとてユーミンを聞かない日はないくらいユーミンフリークです。
そんなユーミンの50周年を記念した展覧会が六本木ヒルズの中の六本木美術館で開催されています。
12月8日の初日にぼくはユーミン仲間たちと一緒に行ったのですが、その展覧会の中のミュージアムショップに限定のガラスペンがあるのを知ってぼくはびっくりしました。
ぼくのことを良く知っているユーミン仲間も、それを見て真っ先にぼくのことを思い出したそうですが、まさかユーミン展でガラスペンがあるとは思いにも寄らなかったからです。


ただ、正直なことを書けば、残念な気もしました。
なぜなら、ただ、ショーケースの中にガラスペンがポンと箱の中に入れられた状態で置かれているだけで、他に何もなかったからです。


もちろん、インクもないので試し書きをすることもできません。恐らくミュージアムショップの方々もガラスペンの扱い方をご存じないと思うので、インクがあったとしても試し書きをさせてくれないでしょう。
ユーミン好きな人の中にどれだけガラスペンに興味を持ってくださる方がいるかどうかは未知数ですが、だからこそ、ぼくはもう少しガラスペンを丁寧に扱って欲しいのです。
ただ、ブームだからという理由だけでガラスペンを作ったのであれば、それはブームで終わってしまいますし、逆に言えばガラスペンに携わっている作家さんやぼくのような人間にとっては非常に残念な結果になる可能性だってあるのです。
せめて、誰かガラスペンに詳しい人に声をかけてどのようにして展示したらよいのか、どうやって販売したらよいのかということを真剣に考えていただきたかった。
だって、同じくユーミン展限定のカップ&ソーサ―や、時計よりもお値段が高いんですよ。
今までガラスペンを使ったことがない人がそんなに気軽に3万円ものガラスペンを買うはずがないのです。

ガラスペンそのものは、非常にシンプルで、恐らく五線譜をイメージしたであろう5本のラインの入ったユニークなデザインのものなだけに、とても残念に思いました。

なお、こちらの商品はユーミンミュージアム限定となり、開催期間中であればミュージアムショップにて購入可能です。通販でも取り扱いがあるようですので、公式HPなどでご確認ください。